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日銀高校野球部 黒田監督についていけず 白石マネージャー変節の巻

スノーボールです。 

ブログ開始1日目、3本目のエントリーです。だんだん、ランナーズ・ハイのような状態になってきましたが、Facebookのようにリアクションがする来るわけではないわけで.。。。寂しいです。誰か、コメントください。

私の敬愛する池田先生が一昨日、リフレ派に 灯油ぶっかけて炎上させるような素晴らしい煽り記事を書いてらっしゃるので取り上げたいと思います。マネタリーベースはやたら増えているけど、マネーサプライ増えてないじゃんとグラフでリフレ派をぶん殴っていらっしゃいます。

 日銀の「3人の反乱」 : アゴラ - ライブドアブログ

----以下引用開始

白井さゆり氏は物価見通しに「下振れリスク」を明記して「物価安定の目標の実現に向けた道筋を順調にたどっている」という記述を「緩やかにたどっている」と変更する議案を出した。佐藤健裕氏は「2%程度を見通せるようになる」に変更する議案を出し、木内登英氏は「極端な追加措置の観測が市場で高まれば経済の不安定化につながる」として緩和を「2年間程度に限定する」という議案を出したが、いずれも1対8で否決された。

----以下引用終了

要約すると、白石さゆり女史マネージャーは黒田監督がやろうとしていること(2年以内にインフレ率2%を達成)を出来ないと薄々感じていたが(池田先生いわく白石女史は自身の論文で量的緩和の効果はないと書いているらしい)、反対できるような空気では無かったため量的緩和に参加してきたが、日銀審議委員終了後のプロフェッショナル・キャリアを意識して「もしかして無理かも・・ね?」っていう一文を日銀政策の正式なコメントとして入れようとしたとのこと。木内審議委員は最初から量的緩和懐疑派で、佐藤審議委員も今回は微妙な表現を盛り込みたいとのこと。

 日銀政策委員会も一枚岩ではなくなってきましたね。資産効果のメッキが剥がれる前に内閣には構造改革を進めていただきたいものですね。

 

内閣のリーダーは薬剤師協会の圧力に勝てない我らが安倍総理であります。

 http://agora-web.jp/archives/1570398.html

 

 

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