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外貨資産に投資するときに、為替水準を判断する方法について

スノーボールです。

ここ数日、米国株式が割高か割安か判断するにはどうしたらいいかっていう話を書いてきました。まだ読んでない人は読んでね。

バフェットが最も注目している株式市場時価総額対GDP比 - 金融とか日記とかネタとかいろいろ

シラーPERとテーパー・テーパー盛り上がる米国株式市場 - 金融とか日記とかネタとかいろいろ

これらのエントリーの参考ウェブサイトは主に米国人向けのサイトであり、米国株式を売り買いするときの株価水準に関してのみ議論しておりました。 ただ、日々円建てで給料をもらい支払いをして生活をしている我々日本人としましては、さらに為替の水準は有利なのか不利なのかどうなんよ? って質問が聞こえてきそうなので、先回りで記事を書こうと思います。

 

ここではわたくしとっておきのウェブサイトを紹介したいと思います。

主要通貨購買力平価(PPP)|公益財団法人 国際通貨研究所三菱東京UFJ銀行系のシンクタンク

上記のサイトでは、ドル円について、1973年を為替レートがある程度妥当(理由は、二国間の貿易収支がほとんど0だったため)だと仮定して、その後二国間で使われている、消費者物価、企業物価、輸出物価指数をそれぞれ用いて3つの想定為替レートと実際の為替レートを比較することにより、為替の購買力平価説の妥当性を説明しております。彼らの主張は短期的には金利差や経済指標で為替レートの変動が発生するが、中長期的には、為替レートは二国間の物価変動の差により規定されるといったところでしょうか。(更に詳細を知りたい人は、国際通貨研究所による外国為替はこう動くを参照ください。)

外国為替はこう動く
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さて、もうそろそろオールフリーでも飲んで、寝るとしますか。おやすみなさい。